全行動 イライラすると言う行動を選んでいるのは自分自身? | ルミエール

選択理論心理学×分子栄養学|こころと身体の健康は幸せと美しさを創る

ルミエール

2023.11.21

全行動 イライラすると言う行動を選んでいるのは自分自身?

今日は選択理論心理学の全行動について書いていきたいと思います♡

皆さんはあの人のせいで、イライラするとか、あの人が自分を怒らせたと言う様に考えていませんか?

実は、イライラするという行動だったり、怒るという行動を選んでいるのはみなさんご自身なんですね。
そのようにお伝えすると、そんなことない‼️っておっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんね。
文字付きの表情のイラスト(女性・ぷんぷん)



選択理論心理学では、人の行動を4つにわけて考えます。この概念を全行動と呼びます。
全行動とは、行為、思考、感情、生理反応のことです。

ブログを書くということの全行動は、行為はタイピングする 思考はどのように書こうかなぁ 感情はわくわく楽しい 生理反応はわくわくしているので、少し動悸が早くなっている

このように、ブログを書くということも、4つの要素にわけることができます。

話をするということの全行動は、行為は話す、思考は話す内容を考えている、どう話せばうまく伝わるかなと考えていたり、感情はどきどきしてるかもしれません、生理反応は少し汗ばんでいるかもしれませんね。

そして、人は基本的欲求を満たすため最善と思う方向にこの四つを同時に行っています。基本的欲求についてはこちらから
 

人が行動すると、「思考」「行為」「感情」「生理反応」が一緒になって動きます。
自分が選んだ「思考」や「行為」に伴って「感情」や「生理反応」も変化していきます。

人の行動を車に例えると?

自分でコントロールしやすい「思考」と「行為」を車の車輪に例え、自分でコントロールしにくい、「感情」と「生理反応」を後輪にたとえます。車を運転される方だとわかりやすいと思いますが、車の前輪は自分でコントロールできますが、後輪は前輪についていきます。

このように前輪の行為と思考は直接コントロールできますが、

後輪の感情と生理反応は行為と思考を変えることで間接的にコントロールすることができるんですね。

子育てをする中で、こどもが私を怒らせた!! 言うことを聞かないからイライラした!!
相手のせいで、イライラしたり、怒ったりしていると思っていませんか?
 

実は、相手のせいではなくて、自分がイライラしたり、怒ったり悲しくなったりを選択しているんですね。
文字付きの表情のイラスト(女性・イライラ)

イメージしてみてください。皆さんが、お家で誰かと喧嘩していて、すごく怒っていたときに、電話がなりました。

その電話の相手がとてもお世話になっている恩人からだったとしたら、皆さんはどんな行動を取りますか?

おそらく、怒ったままでは、電話には出ないと思います。怒っていたことを気づかれないように明るく電話にでたり、落ち着いて電話にでるのではないでしょうか?

もしも、皆さんが何かイライラしていて、気分が悪い時に、宝くじが当たった!!それも1億円!! これを聞いた瞬間って、イライラした気分はどこかへ行ってしまうのではないでしょうか?
 

このように、皆さんの感情は皆さんが選択しているんですね。

 

とは言え、気分が悪いとき、なかなか感情をコントロールできないときもあると思うんです。

こんな時に、この全行動の概念を活用して欲しいと思います。
 

イライラというのは、感情にあてはまります。全行動の概念でお話をすると、感情は直接コントロールしにくいものなんですね。

では、どうすれば良いのでしょうか?

そうです。行為や思考を変えることで、感情を間接的に変えていくんですね。

イライラしたときに、お気に入りの音楽をかけて、リラックスしたり、好きなスイーツを食べたり、誰かに話を聞いてもらったり、散歩をしたり、読書をしたり。自分が気分良く過ごせることをすることで、イライラが少し軽減していくんですね。

 

イラッとした時に、少しタイムアウトをとるなども効果的です。
このように、幸せにつながる「思考」と「行為」を選択することで、イライラしていたこともすっかり忘れているかもしれません。

イライラしたとき、ぜひこの全行動の概念を思い出してみて欲しいです。

ママが笑顔でいることが、お子様へもいい影響を与えることに繋がりますよね♡

ご自身がコントロールできることにフォーカスして、ママもハッピー、お子様もハッピーになれたらいいですね♡

文字付きの表情のイラスト(女性・にこにこ)

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